スプレー缶やカセットボンベの安全な処分方法

2018.07.10

不用品回収

スプレー缶やカセットボンベの安全な処分方法

ゴミの出し方は自治体によって少しずつルールが異なりますが、大まかには可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみ・粗大ごみなどで分けて出すのが一般的です。しかし中には、どうやってゴミに出せば良いのか判断に迷ってしまうものもあります。

中でも、ルールを守らずにゴミとして出してしまうと危ないのがスプレー缶やカセットボンベなどです。こちらでは、スプレー缶やカセットボンベの処分方法について解説します。

スプレー缶やカセットボンベ、処分の際はここに注意!

処分する際にはスプレー缶、カセットボンベ共に、必ず中身を使い切ってから出すようにすることが大原則です。

カセットボンベの中のガスは引火性が高いですし、スプレー缶の中身も可燃性のガスが充填されています。もし中身が残っているまま処分に出すと、何かのはずみでスプレーが押されてしまったり、衝撃で穴があいてしまったりすると引火性のあるガスが漏れてしまうことになります。その周囲に火の気があった場合には、大きな事故にもつながりかねません。噴射音のしなくなるまで、あるいは振っても音がしなくなるまで、しっかりと使い切ってから出すようにしましょう。

缶に穴を開けて出すかどうかは、自治体によってゴミ出しのルールが違うので確認しておきましょう。ゴミ出しのために缶に穴を開けようとした瞬間に火花が発生して、引火しケガをする事故が起きているため、穴を開けるべきではないという意見もあるからです。

カセットボンベに関しては、現在では穴を開けない方が良いと言われるようになってきています。不用意に穴を開けることで、爆発事故や火災を引き起こす可能性があります。カセットボンベの製造会社は、ホームページで穴を開けないように呼び掛けていますので注意しましょう。なお、スプレー缶やカセットボンベのキャップ部分はプラスチック製品ですので、キャップ部分は分別してプラスチックごみとして出してください。

安全に処分する方法1~スプレー缶の場合~

スプレー缶、カセットボンベどちらの場合にも言えることですが、中身を完全に使い切ってしまったものは自治体のゴミ出しルールで捨て方が決められているので自治体ホームページやごみ出しについて書かれた冊子などを参考にしてください。

しかし問題なのは、中身が残っている場合です。

スプレー缶は整髪料や制汗剤、虫よけスプレーなど、現在では様々なものに使われています。違うブランドのものを使い始めたり、季節によって使わなくなるものもあるので、中身が残ったままのスプレーを放置している人も多いのではないでしょうか。中身が残っているスプレー缶を処分する時には、必ず中身を全部放出してからゴミに出してください。可燃ごみ扱いになっていると、中身が残っている時に大変危険です。可燃ごみは収集の段階で圧縮しながら、収集車に回収していきます。その際圧縮された缶が破裂して、事故につながる危険性があります。

スプレー缶の中身を安全に放出する方法で手軽なのは、新聞紙を用いる方法です。ゴミ袋の中に新聞紙を敷いて、その中にスプレーの中身を少しずつ放出していきます。その際、必ず風通しの良い屋外で、風向きにも考慮し、周囲に人が居ないことを確認して行いましょう。噴出した中身が飛び散って目や鼻に入らないように注意しましょう。中身を出し終わったら、ガスを放出するために数時間はゴミ袋の口を開けたままにしておきます。新聞紙は可燃ゴミとして処分が可能ですし、スプレー缶は自治体のルールに従って出せば完了です。

缶が劣化して錆びていたり、押しても口が詰まっていて中身が出てこなくなったりしている時があります。そういった場合には、中身も劣化している可能性がありますし、無理に処理しようとすると事故につながる危険性もあります。自己判断で処理しようとせず、自治体に確認するか、不用品回収業者に依頼する方が安全です。

安全に処分する方法2~カセットボンベの場合~

カセットボンベについても、中身が残っている場合には必ずガスを放出してから処分してください。

外側に缶の腐食などがない場合には、カセットコンロでそのまま使い切ってしまうことが一番確実で手軽な方法です。何らかの事情でカセットコンロが使えない場合には、火の気のない風通しの良い屋外で、ガスを放出させます。スプレー缶の場合とは違い、新聞紙は使用せず、そのまま空気中に放出させます。カセットボンベのガスはプロパンガスなどと同じものなので、少量であれば問題はありません。

放出させる際には缶に穴をあけずに、地面にノズルを押し付けて、ガスを出します。缶を振っても音がしなくなるまで放出してください。ガスはしばらく空気中に漂いますので、タバコなど火の使用は控えましょう。スプレー缶と同様、缶に腐食が見られる場合には無理に自分で処理しないようにしましょう。

処分に困ったら不用品回収業者への依頼も

スプレー缶やカセットボンベは、日常的に使うものでありながら、処分に困ってしまうゴミの一つです。

必ず中身を放出してから処分するようにし、放出の際には、ここで解説したことを参考にしながら安全な処理を心がけましょう。自分で処理するのが不安な場合や、スプレー缶やカセットボンベが大量にある場合は、不用品回収業者に依頼をすれば引き取ってくれる業者もありますので、相談してみることをおすすめします。