京都で不用品回収を依頼する時に知っておきたいこと
2018.04.20
家の大掃除や引っ越しの際に、古くなった家具や使わなくなった家電などの不用品が出ることがあります。
家具などの大きなものや大量の不用品は持ち運んで処分するのも容易ではありませんが、不用品回収を依頼することでそうした手間を掛けずに処分することができます。
この記事では京都で不用品回収を依頼する時に、知っておくと役立つ知識をご紹介します。
京都で粗大ごみを処分する方法
ほとんどの自治体では家具や家電、大量の不用品は粗大ごみとして扱っています。京都でもそれらの不用品を処分する際には、粗大ごみとして出す必要があります。
粗大ごみの回収には、決まった手順を踏まなければならないことがほとんどです。京都市の場合、粗大ごみを捨てるときは、まず京都市大型ごみ受付センターに連絡して収集するものや数量、出す場所などを伝えます。収集日は連絡してから1週間ほどで、指定の場所に粗大ごみを持って行くといった流れです。
粗大ごみを出すときは出すものの大きさや種類によって、決められた手数料が掛かります。京都市の場合はたんすやベット、本棚など大きな家具ほど手数料が高いです。カラーボックスやテーブルなどの小さな家具や家電は、一番安い手数料が設定されています。
粗大ごみだけではなく、古くなった服や毛布などが大量にある場合、ボロ類として出す必要があります。おもちゃや台所用品などもガラクタ類となり、ボロ類やガラクタ類も処分する際に手数料が発生します。家具や家電などは粗大ごみとして処分する必要があるほか、大掃除や引っ越しで出ることの多い古着やおもちゃなどの不用品も、大量に処分しようとすると手間が掛かります。
手数料券を購入し決められた日に決められた場所へ自分で持って行く、といった手間を省くには不用品回収を依頼するのも手です。
不用品回収を利用するメリット
家具や家電など運ぶのが難しい不用品、おもちゃなどの細々とした大量の不用品を処分したいとき、不用品回収を利用することで得られるメリットが多くあります。
不用品回収業者に依頼するメリットの一つは、大きなものを自分で運ばずに済むことです。京都市での粗大ごみの処分方法を例にあげると、大きな家具や家電を処分する場合、自分でゴミ置き場まで運ぶ必要があります。一人暮らしの方やお年寄りなど、自力で大きなものを運ぶのは難しいですし、手間も掛かります。
不用品回収を利用すれば大きなものを自分で運ぶ必要がなく、業者が運び出してくれるため、手間を掛けずに処分することができます。運び出しだけではなく、粗大ごみ回収の依頼をして手数料券を用意して、日程を合わせてといった手続きには時間も掛かります。なるべく早めに不用品を処分したいときや、忙しくて時間を掛けられないときにも不用品回収は最適です。忙しい時期などでなければ、ほとんどの不用品回収業者は希望する日に回収を行ってくれます。
また、なるべく費用を掛けたくないといった場合、不用品回収と同時に買取を行っている業者を選ぶのも手です。まだ使えるけれど要らなくなったものなど、買取可能なものがあれば買取金額を運搬費などから差し引いてくれることがあります。場合によっては不用品を安く、手間を掛けずに処分することができるのもメリットです。
不用品回収を依頼する際に気を付けたいこと
不用品を処分する際はなるべく安く処分したいと考える方も多いですが、あまりにも安かったり、無料で処分を引き受けることをうたっている業者には注意が必要です。
家電リサイクル法に定められている家電を処分する場合、リサイクル料が発生します。不用品回収をする業者も、引き取ってからリサイクル料を払って処分する必要があり、無料で引き受けることは損にしかならないはずです。回収することは無料でも、リサイクル料などほかにいろいろと費用が掛かり、一般的な回収費用よりも高額になってしまうケースも考えられます。
また不用品回収には、一般廃棄物運搬収集運搬業許可が必要です。買取を行っている際には、古物商許可も必要となります。不用品回収、買取を行っている業者に依頼する際は、この二つの許可を持っているかどうかを書面で確認することが大切です。ほかにも回収するものによって明確な料金設定をしているかどうか、見積もり額をあいまいにせずきちんと提示してくれるかどうなども、業者を選ぶ上での判断基準となります。
見積もりの段階で料金設定がはっきりしない業者の場合、積み込み後に見積もりよりも荷物が多かったなどの理由で、高額な追加料金を請求されるなどトラブルが起こる可能性があります。京都で不用品を処分するならきちんとした不用品回収業者を選んで、気持ちよく家の中もすっきりと片付けましょう。
まとめ
京都で粗大ごみを自分で処分しようとすると、さまざまな手続きを踏む必要があったり、自力でゴミ置き場まで粗大ごみを持って行く必要があります。
そうした手間を省くには、不用品回収を依頼するのがベストです。
不用品回収を依頼する際は違法な業者に依頼してしまわないように、許可を持っているかなどを事前に確認することが大切です。