家を丸ごと処分したい!事前に知っておきたいこと
2018.05.29
引っ越しや老人ホームなどへの移住で家を明け渡すことになった際、住んでいた家は一切合切を運び出して空っぽにしなくてはいけません。しかし、分別や運び出しが大変なので、「家の中にあるものは丸ごと処分したい」と考える方も少なくありません。そうなると、「こんなにたくさんあるものを一体どうすればいいのかわからない」ということになってしまいます。
家具に家電に日用品、家にある品々を丸ごと処分するにはいくつか想定しておかなければいけないポイントがあります。
個人で処分を行う場合
まず、自力で解決する方法として、「個人で処分を行う」方法があります。
自分で不用品かどうかを分別できる点はメリットではあります。ですが、個人で処分を進めると様々な問題が発生します。一つは、家電の処分です。代表的なものが冷蔵庫・洗濯機・テレビですが、これらを処分しようと思っても日用品などの一般ゴミと一緒に出すことはできません。自治体のルールや家電リサイクル法という法律に従って処分する必要があります。
また、粗大ゴミに関しても問題が発生する可能性が高いです。自治体によって違いがありますが、粗大ゴミは一回で受け付けてくれる量は決まっている場合が多いです。家具を処分する場合には、大きすぎたり、重すぎたりで、一人ではそもそも家から運び出せないという問題も出てきます。
業者に依頼する場合
「業者に処分を依頼する」方法もあります。
業者に依頼する大きなメリットは、回収も処分も全て引き受けてもらえるので時間と労力をかけなくても済むという点です。また、片付けが苦手な人であれば、残すモノと処分するモノの分別を自分でしなくてもよいというのは大きなメリットでしょう。もちろん料金はかかりますが、不用品の買取を行っている業者もありますので、同時に依頼することで処分費用を抑えることは可能です。事前に相談してみましょう。
回収業者によっては対応してもらえない家財があります。例えば、仏壇や位牌です。処分する家財の目星がついているのであれば、あらかじめ連絡を取って確認をしてみて、業者の選定を進める参考にしましょう。残念なことに、中には悪徳業者も存在しますから、事前に連絡を取ってみて、対応の良し悪しを見ておくのも大事な作業になってきます。
家財処分でよくある質問
・家電や家具を高く買い取ってもらうには?
高く買い取ってもらうためには、何よりも状態が重要です。経年劣化や傷がある場合は仕方がありませんが、貼ってあるシールを剥がしてキレイにしたり、買った時に入っていた箱に入れておくだけで状態が良く見えるようになります。また、買い取って欲しいものをまとめておくのも大事です。何度も来てもらうより、一度に買い取ってもらう方がまとまった金額を付けてもらえます。
・大きな家具はどうやって運び出す?
専門業者ならではの実績やテクニックがありますので、心配は無用です。分解して運び出したり、窓から運び出したりと状況に合わせて様々なノウハウを持ち合わせていますので安心して任せることができます。エレベーターがないマンションでも対応してもらえる業者がありますので、不安なことがあれば事前に相談しておきましょう。
個人では限界も
家中にある多種多様な不用品を個人で処分しようとすると、様々な問題が立ちはだかります。その点、専門業者に処分を依頼すれば、費用はかかりますが多くの問題が一挙に解決できます。時間や手間をかけられない方や煩わしいことを避けたい方は、ぜひ不用品回収業者への依頼を検討してみてください。