引っ越し時に発生する不用品の回収
2018.05.11
引っ越しをすると、荷造りの過程で大量の不用品が発生します。古くなったモノ、転居先に持っていけないモノ、新しく購入したので不要になったモノ。「捨てなければいけないモノがこんなにあるのか」と驚くことになるでしょう。簡単にゴミ捨て場に出すだけでは廃棄できない不用品もあり、生活スペースの確保もままならない引っ越しの前後に頭を抱えてしまうことになりかねません。そこで、引っ越しを予定されている方に不用品を処分する方法やコツなどを解説していきます。
これまで使っていなかったモノは思い切って捨てる!
引っ越しの荷造りをしていると、クローゼットの奥深くや部屋のあちこちから思わぬ品々が出てきます。これまで使っていた日用品でも、引っ越しをきっかけに買い替えたり、転居先には持っていけなくて処分が必要になる品々もあると思います。古い物や傷んでいる物、転居先でも使い道がない不用品は思い切ってゴミとして処分しましょう。「もったいない」からと、とりあえず新居に持っていくのは厳禁。これまで使っていなかった日用品が新居で活躍する可能性は極めて低いです。少しでも荷物を減らしていきましょう。
処分の方法としては、地域のゴミ捨て場に出したり粗大ゴミとして回収してもらうする方法があります。ただし、ゴミの量が多くなったり、分別作業が煩雑になってくるとスムーズに処分することができません。引っ越しの手続きや荷造りも並行して行うことになるので、不用品の処分に時間をかけるのは避けたいところです。そんな場合は、不用品回収業者に一切の作業を任せてしまうと便利です。不用品をまとめておくだけで(まとめる時間がなければ散らかったままでも!)、業者が全て回収して一気に運び去ってくれます。分別する必要もゴミ捨て場に運ぶ必要もなく、荷造りに専念することができます。もちろん費用はかかりますが、不用品を処分する時間がない場合や大量に処分する必要がある時は大いに活用しましょう。
まだ使えるものは売ってしまおう!
自分ではもう使わないものの、まだ使える物や価値がある物を捨ててしまうのは気が引けるという人も多いでしょう。そんな場合は、捨てるのではなく、リサイクルショップなどに持ち込んで買い取ってもらうという処分方法もあります。大型のリサイクルショップなら衣類や家電、おもちゃなど様々な品物を取り扱っているので、まとめて持ち込めば手間もかかりません。ただ、リサイクルショップは非常に安い価格でしか買い取ってもらえないことが多いので、過度な期待は禁物です。段ボール1箱分の衣類が100円にしかならないことも珍しくないので、手間と比較して利益がどれくらい得られそうか考えてから実践しましょう。近所にリサイクルショップが無かったり、少しでも高く売りたかったりする場合は、オークションサイトやフリマアプリを活用してみてください。1つずつ出品する手間はかかりますが、自分で価格を設定することができますし、物によっては思わぬ高値で売れる可能性もあります。引っ越しは何かとお金がかかるので、不用品を売ってお金に換えることができれば大いに役立つでしょう。不用品回収業者の中には、ゴミの回収だけでなくまだ使える品々の買取を行っているところもあります。同時に作業してもらえれば一度の手間で済むので、不用品の売却も考えている場合は買取に対応している業者を選ぶと良いでしょう。
新居に引っ越した後も不用品が出る!
全ての不用品を処分して、清々しい気分で新居へ引っ越したとしても油断はできません。なぜなら、新居でも不用品が出る可能性は十分にあるからです。部屋の間取りや間口の寸法を間違えていて、旧居で使っていた家具類が置けないということも珍しくないのです。また、引っ越し後の荷解きを終えた後に残る大量の段ボールは確実に発生する不用品です。大手の引っ越し業者であれば、引っ越し後の段ボールを引き取るサービスを行っているところもありますが、対応してくれるのが一度きりだったり一定期間内に制限されていることも多いですし、繁忙期はなかなか回収に来てくれないこともあります。引っ越し後は各種の手続きや新生活への対応で忙しく、思うように荷解きや片付けが進まないこともあるでしょう。だからと言って、余裕ができるまで新居に不用品を並べておくのは気持ちの良いものではありません。新居は新生活をスタートさせる大切な拠点なので、できるだけ早く不用品を処分しましょう。こんな場合も、不用品回収業者の出番です。不用品回収業者は全国各地に存在するので、新居近くにある業者に連絡して回収に来てもらいましょう。家具はもちろん、引っ越しで出た大量の段ボールも問題なく処分してもらえます。スムーズな処分を希望するなら、念のため引っ越し前から新居近くの不用品回収業者をピックアップしておくと良いでしょう。
体力と時間を節約したいなら専門業者を頼る
不用品が出た場合、処分するには自分で捨てるか売却する、もしくは不用品回収専門業者に依頼するという方法があります。どれを選ぶかは自由ですが、引っ越しは荷造りや手続きにも大きな手間と時間がかかります。不用品処分に熱中して、気づいたら引っ越し日間近だったとなると大変です。貴重な体力と時間を節約するためにも、最初から不用品回収業者に依頼しておきましょう。