不要になったオーディオ機器の処分方法
2018.10.12
故障して使う事のできなくなった、もしくは使わなくなったオーディオ機器が部屋にある人は多いのではないでしょうか。ポータブルCDプレーヤーであったり、大型のアンプやスピーカーなど、種類は様々です。もし使用できるのならば、できるだけ買い取ってもらう方がいいですが、その場合にはどこに依頼したら良いのでしょうか。買取できない物の場合も含めて見ていきましょう。
まだ使える機器はできるだけ買い取ってもらおう
買取を依頼したり、処分したい場合にはいくつかの方法があります。
買取を選択する場合に一番オーソドックスなのが、リサイクルショップに買い取ってもらう方法です。大手のリサイクルショップだと、買取までの査定が短いことがメリットです。逆にデメリットは、買取価格が安くなる傾向があることです。理由は、機器の型番ごとに買取の最高額が決まっていることが多く、その価格帯の中から機器の欠点や性能、年式などをマイナス査定して買取金額を出す為です。ですから基本的にリサイクルショップでは、新しい型番の製品のほうが、高く買い取ってもらえる傾向があります。古い年式の機器ですと、無料で引き取ってもらうという事になることも覚悟しなければなりません。
他には、中古を扱うオーディオ専門店に買い取ってもらう方法があります。リサイクルショップとは違い、音楽機器の専門店ですので査定も丁寧にしてもらえます。ニーズのあるオーディオ機器であれば、高額での買い取ってもらえる可能もあります。
それ以外にも、インターネットのオークションやアプリで売るという方法もあります。ネットで売るメリットは、その商品が欲しい人が見つかった場合には、意外なほどの高値で売ることが出来る可能性があることです。商品の発送や、購入者とのやり取りに若干時間を取られますが、良い買い手が見つかれば、高く売ることが出来るかもしれません。ただしオーディオ機器ですから、きちんと作動するか点検してから出品することが大事です。買い手から音が出ないなどのクレームが来てトラブルに発展する可能性もありますので、くれぐれも注意してください。
自治体の回収サービスに処分してもらう
もし、機器が故障していて、もうすでに使い物にならない場合には、買取ではなくゴミとして処分をすることになります。
自治体に回収してもらうゴミとして出す場合には、自治体により利用料金が変わります。大型のオーディオを「粗大ゴミ」として出す場合には、だいたい1点で300円から500円ほどかかるのが一般的です。ただし、粗大ゴミの定義が自治体により若干異なります。お住まいの地域ではどのくらいの大きさからが粗大ゴミ扱いであるかを調べる必要があります。オーディオ機器の縦横の大きさを測ってから申し込みましょう。
もし、粗大ゴミに該当しない場合は小型家電リサイクル対象品であるかを確認してください。例えば、CDプレーヤーや小型スピーカー、マイクなどが該当し、オーディオ関連以外ではスマートフォンやビデオカメラなども対象になっています。処分したい品が小型家電に該当するかどうかはホームページで確認してみましょう。また、粗大ゴミと同様に処分方法や回収場所は自治体により異なります。
粗大ゴミにも小型家電にも該当しない品は、不燃ゴミとして処分することになります。
面倒な場合には不用品回収業者に依頼しよう
処分したいオーディオ機器が粗大ゴミなのか不燃ゴミなのかよくわからない時には、不用品回収業者に依頼する方法が手っ取り早いです。
不用品回収業者は基本的に何でも回収してくれるので、リサイクルショップに持ち込んだり、ネットで売るのが面倒な人にとっては便利な処分方法です。また、大型のスピーカーなど、移動や運び出すのが大変なものであっても自宅まで回収に来てくれる不用品回収業者も多いので、安心です。
使わなくなったオーディオ機器を処分するには、「買取」と「処分」の二つの方法があります。まだ使える機器であれば、ゴミとして処分するのはもったいないのでできれば買い取ってもらったり、売ったりして、欲しいと思う誰かの手に渡るようにするのが得策です。故障していて使えない場合には、ゴミとして処分することになりますが、自治体の回収サービスを利用するか不用品回収業者の回収サービスを利用するかで手間や料金が変わってきます。ニーズに合ったサービスをうまく選んでください。