断捨離できる人、断捨離できない人
2018.10.19
長い間使っていないもの、今後も使うあてがなさそうなもの、そういった品を自宅に放置していませんか?そういった不用品をいつまでもためこんでいると、家の中が物であふれてしまいます。しかし、頭でわかっているけれど、片付けにとりかかれない方もいるでしょう。
家や部屋は自分のテリトリーです。そこにある物をため込んでしまう理由を考えることは、自分を知って、自分と向き合うことでもあります。ここでは、断捨離できる人・できない人の特徴を紹介するので、片付けに悩んでいる方は参考にしてみてください。
断捨離できる人の特徴
断捨離できる人は、物を処分することに対してあまり躊躇しないのが特徴です。
物を捨てずにとっておけば、いつか役に立つ時が来るかもしれません。しかし、その機会は永久に来ない可能性もあるのです。それでもそれは、あなたにとって必要なものですか?断捨離できる人は、「今後もきっと使うことはない」と先を見通した判断ができる人です。自身で目標を設定し、それに向けて行動することができる人というのも断捨離ができる人の特徴です。
断捨離ができない人は、現状で頭の中がいっぱいで、先のことがなかなか考えられない人です。「今の自分」と「なりたい自分」を想定し、どのような過程をたどれば「なりたい自分」にたどり着けるのか。断捨離は選択と実行の繰り返しで、人生と似ているところがあります。まずは、小さな目標を立てましょう。「この引き出しを片付ける」、「同じ種類の雑誌だけまとめる」といった小さな目標を少しずつクリアしていくことで、成功体験が生まれ、何をするべきか、それを実行するためには何が必要なのかが見えてくるようになります。
断捨離できない人の特徴
断捨離できない人の特徴としてまず挙げられるのは、自信のなさです。
自分のやることに自信が持てないと、何をやるにしても、常に不安を抱えています。よって、要らないとわかっているものが家にあっていても、それを本当に処分していいのか気持ちが揺らいでしまうのです。さらに、自信が持てない人は物だけでなく人間関係の断捨離も苦手としています。断捨離ができる人は、苦手な人や面倒な人との付き合いは自分にとって意味がないことだとわかっているので、表面的な付き合いに切り替えたり、付き合いを控えるようにすることができます。しかし、断捨離ができない人は、不安やイライラを感じながらも苦手な人との人間関係をうまく切ることができないのです。
良くも悪くも物や人への執着心が強いことも断捨離できない人の特徴です。それはどうしてもあなたの人生に必要なモノですか?その人はあなたの人生にとって意味のある人ですか?一つの見方や考え方にこだわり過ぎず、少し違った角度から考えてみるだけで全く違ったように見えることがあります。憑き物が落ちたように、「あ…私にとって必要ないかも」と思えるようになるかもしれません。
断捨離できない人は、他人を意識しすぎる癖がある人も多いです。他人からどう見られているかを気にするというよりは、周りと同じであることに注力してしまうタイプです。判断基準が「周りと同じかどうか」なので、どうしても自分がどうありたいかを考える習慣がないため、いざ決断が必要な場面になると動けなくなることがあります。「次の休みは何をしよう」、「自分から友達を誘ってみる」というような、小さな決断をする習慣は人生にも断捨離にもいい効果をもたらすはずです。
処分に悩んだら不用品回収業者の助けを借りましょう
物を捨てるのが苦手な方は、作業の取っ掛かりがつかめずにどこから手を付けていいかわからないことも多いでしょう。
なかなか思い切ることができなかったり、取りかかったもののあまり進まずに時間だけがかかってしまった…などという方は、不用品回収業者に処分を依頼するのも一つの方法です。不用品回収業者を利用するメリットは、何でもまとめて処分してくれることです。量が多かったり、動かすのが大変な大型の不用品があるために手を付けられない人もいるでしょう。処分するかどうか思いきれなくても、業者に来てもらうことで決断をせざるを得なくなるので、思い切って処分することができたという声も聞きます。不用品回収業者への依頼を決めるのも決断の一つです。思い切って前に進んでみませんか?